『ヨーロッパから届くしあわせ』キャンペーン発表会2018 に参加させていただきました!①
今回は開発チーム4名で大阪のハービスPLAZA ENTにある
『リストランテ ル・ミディ ひらまつ』さんにお邪魔しました。
おそらくプライベートでは来れないであろう外観におっかなびっくり入ると
中は息を飲む程ににラグジュアリー‥✴⋆✦✴⋆…
う~ん、ファビュラス。。。
どうして我々がこんな場違いな所にいるのかと言いますと、
本日はこの場で、グラナ・パダーノ保護協会、パルマハム協会、Sopexa Japon(敬称略)主催の
プロ向けイベント『ヨーロッパから届くしあわせキャンペーン発表会2018』が開催されるからです!
先ずは中二階でプロジェクターを観ながら、グラナ・パダーノ(以下GP)とパルマハムについての
お勉強会と同協会による活動報告です。
すでに満席状態の会場は外食・小売り・貿易・商社・ホテル・報道関係者といった
その道のプロでひしめき合っていました。
今回の主役、登壇者は
GP保護協会の法務ディレクター:アレッサンドロ・キアリーニ氏
パルマハム協会のプレス・ディレクター:キアラ・イアスオロ氏
Happiness from EUROPE キャンペーンアンバサダーの中村孝則氏
のお三方で、日本にいながらにして中々聞けない貴重なお話をたくさんして下さいました。
そもそもグラナ・パダーノチーズとパルマハムはEUにおけるEU法が規定する、
食料品の原産地名認定・保護の為の制度であるPDO(Protected designation of origin)を
取得している商品となっています。
要は『ここで(地域)、この作り方で(製法)、作ったもの以外はこの名前付けちゃダメ(保護)ね。』
って法律を欧州ではどんどん活用していっています。(例:ゴルゴンゾーラ・パルメザン・シャンパン)
PDO:原産地名称保護と類似する法律では
PGI:地理的表示保護
TSG:伝統的特産品保護などがあり、ちょっと違いがわからないものの、
自国の産品や生産者を守る為にしっかりと区分する事は日本でも大いに見習いたいものですね。
そして2品とも、イタリアの一部地方で連綿と語り継いだ製法で今も作られ
世界中に愛される産品とすべく、同協会は保護とプロモーション活動に力を注いでいるわけです。
GPは2個のホイール(1個が36~38㎏)を作るのに、約1000ℓの生乳を使うそうです。
驚きましたが、実際に食べてみるとそれだけの旨味が凝縮されていると納得してしまう味です。
パルマハムもイタリアのごくごく狭い地域であるパルマの気候でしか熟成できない(他産地だと腐ってしまう)という逸話を聞き、その風土と伝統技法に壮大な歴史ロマンを感じました。
次はいよいよ実食!熟成期間の違うチーズの食べ比べやイタリア製の機械で極薄にスライス
された生ハムの試食会です★☆
東都(株) 商品開発 くっすーでした~☆m(__)m
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